中欧班列(西安) 年初からの運行数1000本超える
06:31:14 2025-03-21
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 中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車の中欧班列X8489が21日午前、電子製品、機械部品、化学工業製品などの貨物を載せ、中国北西部の陝西省西安市にある西安国際港駅からポーランドのマワシェビチェに向けて出発しました。今年に入り中欧班列(西安)の運行本数は1000本を超え、前年同期より8日早く1000本の大台を突破しました。

 今年に入り中欧班列(西安)は好調な運行を続け、1日当たり14本以上、平均すると100分ごとに1本が西安国際港駅から出発または到着していることになります。特に2月22日以降、同駅では1日当たりの平均積載量の記録が次々と更新され、平均で1日当たり1000両に貨物を乗せており、5回にわたり更新された積載記録の最高は単日で1366両に達しました。

 西安国際港駅は、中国で中欧班列の運行本数が初めて2万6000本を超えた駅です。国際輸送幹線18路線が開通し、また西ヨーロッパへ向けた路線は26路線に上り、ユーラシア大陸の主要な商品仕入先の全てをカバーしています。中欧班列は、低コスト、高効率、優れたサービスを備えた国際貿易の「黄金ルート」を構築したとみられています。(殷、榊原)

4月3日ニュース

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