外資系機関投資家 中国資産の価値を好評価
多くの外資系機関投資家がこのほど相次いで中国資産の価値を好評価するレポートを発表しました。米ゴールドマン・サックスは最新のレポートで、今年中国の株式市場は史上最高のスタートを切ったとの見方を示しました。
中国では最近、人工知能(AI)などの分野におけるブレイクスルーや技術進歩に対する政策支援の強化に伴い、ますます多くの海外投資機関が中国株の買い増しを検討し始めています。
シティグループのアナリストは最近のレポートで、中国の株価市場の格付けを「中立」から「保有」に引き上げました。HSBCも中国株の投資格付けを「中立」から「中立以上」に引き上げました。多くの外資機関投資家が中国資産の価値、特にテクノロジー株の評価を見直し始めています。
スタンダードチャータード銀行中国ウェルスソリューション部のチーフ・インベストメント・ストラテジストである王昕傑氏は、「ディープシーク(DeepSeek)がテクノロジー株の価値再評価をけん引し、特に中国のテクノロジー株を含む中国資産全体の再評価の見通しをけん引している」と述べました。
野村の中国テクノロジー調査部のアナリストである段冰氏は、中国の科学技術イノベーション分野の発展原動力は非常に強く、今後の発展方向を楽観視しているとの見方を示しました。
JPモルガンは、中国のテクノロジー株の再評価は継続し、今後10~15年の平均年利回りは7.8%に達するとみています。モルガン・スタンレーの中国株担当ストラテジストは、グローバル投資家にとって今が中国株式資産への配分を増やす最適のタイミングだと述べています。ゴールドマン・サックスは、中国のH株とA株の保有を継続的に増やすべきだとしています。フィデリティ・インターナショナルやブラックロック・ファンドなどの機関投資家は、グローバル市場から見た場合、技術革新の進展に伴い、中国からより多くの期待に値するイノベーションのコンセプトが生まれる見通しがあると表明しています。
多くの上場企業が受け入れている機関投資家の調査チームには最近、外資系機関投資家が増えており、一部の海外投資家はすでに中国資産への投資を増やし始めているとのことです。(Yan、榊原)
4月3日ニュース
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